The Valuebooks

Page × Media Funnel Analysis

Members Only

The Valuebooks — CRO Funnel Analysis Vol.01 · April 2026

買取フロー全体分析

Page × Media — where conversions are born and lost
Period: 直近30日(2026-03-20 — 2026-04-18) · Source: GA4 + BQ · Unit: User-level (認証メール考慮)
I. Executive Summary
FINDING #1 — LARGEST UNTAPPED OPPORTUNITY

買取LP(/sell/offer-with-registration)で LP→認証ページで 89% が離脱。 81,678 人のLP訪問者のうち、次のステップ(認証)に進むのは 9,092 人 (11.13%) のみ。 ここを 15% に改善できれば 月 +2,900 件 の買取申込増(現状比 +35%)。

FINDING #2 — CHANNEL POLARITY

買取LP CVR が媒体で極端に分かれる: チラシ・カタログ 39.6% vs WEB広告 2.0%(20倍差)。 form_analytics_001 で確認された「WEB広告は買取意欲の薄い訪問者が混入」仮説が、1ヶ月の別期間でも再現。

FINDING #3 — NORMAL FORM IS HEALTHY

通常フォーム(/sell/offer)は LP→完了 61.4%、confirm→completed 96.6% で既にほぼ最適。 こちらは触らず、LP側の改善に集中すべき。

II. Baseline Heatmap
媒体 買取TOP
買取LP
通常フォーム
サンクス
チラシ・カタログ 47.21% (305) 39.62% (939) 90.48% (231) 392
メール 27.27% (2,347) 31.51% (584) 61.35% (1,361) 2,783
SNS 25.64% (1,603) 41.51% (212) 65.93% (637) 703
直接・不明 36.00% (14,959) 17.48% (71,283) 75.43% (11,578) 20,561
自然検索 16.56% (17,454) 18.43% (4,336) 67.47% (4,758) 8,818
リファラル 11.00% (3,282) 12.44% (908) 65.72% (706) 2,506
WEB広告 14.13% (283) 2.01% (2,941) 69.66% (89) 110
その他 6.08% (773) 6.73% (431) 53.95% (76) 320

※ カッコ内は訪問ユーザー数。ユーザー単位、初回セッションの source/medium で分類。 ※ 「直接・不明」にはチラシ系(クーポン経由)の一部や、認証メール経由でsource情報が消失したユーザーが混入(form_analytics_001 参照)。

III. Kaitori TOP Page

買取TOP (/sell)

月 41,077 人訪問 · CVR 21.61% · 月 8,875 件CV

買取TOP訪問者の 23.9% が買取LP26.3% が通常フォーム に進む。 ログイン済みユーザーと未ログインユーザーの分岐点になっている。

媒体別の特徴

施策方針

継続 直接・不明のCVR 36%はほぼ上限。この層は既に買取意欲高く、TOP→LP/Form遷移が機能している
要調査 自然検索の CVR 16.6%向上。検索KWを把握し、「買取」以外のKW(書評/本の整理等)流入で離脱率を見る
要調査 リファラル 11.0% の正体。vaboo/charibon/アフィリエイト別に分解し、流入意図と合わないメディアを特定
IV. Kaitori Landing Page — The Biggest Leak

買取LP (/sell/offer-with-registration)

月 81,678 人訪問 · LP→完了 CVR 10.28% · 月 8,399 件CV

ファネル離脱構造

LP訪問Landing Page Visit
100.00%
81,678
認証ページAuthentication
11.13%
9,092-88.9% 離脱
確認ページConfirm
11.38%
9,291
完了Completed
10.28%
8,399confirm→完了 90.4%
🚨 最大の離脱点: LP→認証 で 72,586 人 (88.87%) が離脱。 このうち 15-20% でも認証に進めば月 +1,400〜2,900 件の買取申込が得られる。

媒体別CVR(LP→完了)

媒体訪問者CVR月CV推計
SNS21241.51%88件
チラシ・カタログ93939.62%372件
メール58431.51%184件
自然検索4,33618.43%799件
直接・不明71,28317.48%12,460件
リファラル90812.44%113件
その他4316.73%29件
WEB広告2,9412.01%59件

ABテスト結果との統合(Vol.03)

自社チラシ FV下平均買取金額画像追加が lift +14.1% で勝ちつつある。継続
ZOZO QAフォーム上移動が lift +9.7%、Z=1.24 で有意到達目前。継続
オイシックス / ベルメゾンSP 平均買取金額追加は -25〜-32% で負け。即打ち切り、FV下コンテンツ変更に戻す
楽天SP lift +0.9% で引き分け。あと1週観察後打ち切り

施策方針

即実行 LP→認証 離脱要因のヒートマップ調査(Clarity活用)
「認証ボタンまでスクロールしているか」「フォーム入力を試みているか」を特定。88.87%離脱は正常値ではない
即実行 認証メールUI改修(form_analytics_001起点の問題解決)
認証リンククリック後にセッションが切れる問題が残っているなら構造的離脱要因。GTM/Ptengineと合わせて要検証
継続 自社チラシ・ZOZO の現行ABテスト継続監視(Vol.03参照)
即打ち切り オイシックス・ベルメゾンSP の「平均買取金額追加」テストを終了し、旧勝者に戻す
要調査 WEB広告の真実: CVR 2.01% の2,941人は「認証を通過した残骸」の可能性。広告経由ユーザーの大半は「直接・不明」71,283人の中に紛れているはず。UTMパラメータ維持の仕組みを確認(web_ad_inhouse_v001 と連動)
V. Web Ad LP Segment — Ptengine Personalization

WEB広告LP (/sell/offer-with-registration × Ptengine [tmp] WEB広告)

期限表示パーソナライゼーション · 15日で 27,105人 / CVR 3.85% / sell 1,044件 · regist 491件
FUNNEL DIAGNOSIS — 2026/04/20

ファネル実測(WEB広告経由 5,956人/3日): LP→認証 1.21%(全体 20.96% の 1/17)、 LP→完了 1.16%(全体 19.37% の 1/17)。
つまり LP到達時点で 98.79% が即離脱。 これは LP の UI や仮説の問題ではなく、広告クリック時点で買取意欲のないユーザーが混入していることを示す。

数値の内訳

指標 解釈
露出ユーザー27,105 人 15日間 / 月次換算 約54,000人
sell_offer_comp CVR3.85% LP全体平均 10.28% の 約1/3
regist_comp CVR1.81% 全体平均より大幅に低い
sell_cv 件数1,044件 15日実績 / 月次 約2,088件
バリアント数1 単一バリアント = 対照群なし

施策方針(2軸並行)

最優先 広告側改善(web_ad_inhouse_v001 連動)
代理店(DIGITALIFT)に既存客除外(3,656人除外案)とサンクスページ30日除外を依頼。 広告クリエイティブとLPのメッセージ整合性も見直し
並行 LP側ABテスト(即実行)
流入ボリューム 54,000人/月 が大きいため、小さな lift でも絶対CV数は効く。
仮説候補: FV下平均買取金額追加(自社チラシで +14.1% 実証)/ フォーム段階分割 / FV訴求軸変更。
※ 期限表示は景表法対応で維持必須。ABテストの対象外
ホールドアウトテストで効果検証
広告側改善の効果を数値で確認。LP側ではなく広告配信側のコントロール群で測定
継続 週次CVR推移の監視
Scheduled Taskで日次トラッキング。両軸の効果を定量観測
PROFIT IMPACT(2軸合算)

短期(LP側・自社チラシ実証 lift +14.1% 想定): CVR 1.16% → 1.32%、月 +88件、粗利 +44,000 円/月
中期(広告側・CVR 5.0% 目標): CVR 1.16% → 5.0%、月 +2,160件、粗利 +1,080,000 円/月
合計: 月 約 +112万円(年 +1,350万円)
流入ボリュームの大きさ(54,000人/月)により LP側小 lift でも絶対値は効く。即実行できるLP側と時間のかかる広告側を並行走行。

VI. Standard Form (Logged-in)

通常フォーム (/sell/offer)

月 19,470 人訪問 · CVR 61.43% · 月 11,960 件CV

ログイン済みユーザー専用フロー。既に買取LP (CVR 10.3%) の 6 倍の CVR
confirm→completed は 96.6% でほぼ最適。離脱率が低く、フォーム最適化の余地は限定的。

ファネル

フォーム訪問Form Visit
100.00%
19,470
確認ページConfirm
63.59%
12,381-36.4%
完了Completed
61.43%
11,960confirm→完了 96.6%

媒体別CVR

媒体訪問者CVR
チラシ・カタログ23190.48%
直接・不明11,57875.43%
WEB広告8969.66%
自然検索4,75867.47%
SNS63765.93%
リファラル70665.72%
メール1,36161.35%
その他7653.95%

媒体による差は少ない(チラシ系とメール系で約 30pt 差があるが、全体的に 60% 以上)。 つまり通常フォームまで来る層は買取意欲確定済み。

施策方針

触らない CVR 61.4% は十分高い。ここで ABテストする工数を LP 側に割く方が ROI 高い
要確認 フォーム→confirm の 36% 離脱: 19,470→12,381 で 7,089人 離脱。入力途中で止まる理由(書籍追加・住所入力・エラー)をClarityで把握し、ボトルネック特定
低優先 エラーメッセージの改善、本人確認情報の入力位置の後ろ移動(form_analytics_001 仕様書参照)
VII. Thanks Page

サンクス買取 (/sell/offer-with-registration/completed ほか)

月 36,201 到達(全媒体計) · 買取完了後の追加CV ほぼゼロ

別セッションで詳細分析済み(form_analytics_001 / cro_analysis_001)。このページでは要約のみ掲載。

form_analytics_001 の主要結論

参考リンク

VIII. Cross-cutting Insights
INSIGHT A — AUTHENTICATION PROBLEM

認証メール問題の影響は構造的Authentication Leakage

form_analytics_001 で発見された「認証メール経由で別セッションになる」問題は、今回の30日分析でも再現。
直接・不明 71,283人の多くは、実はWEB広告・チラシ経由で認証メールを踏んで再セッションした人々。 この仮説が正しければ、WEB広告の実CVRはGA4表面の 2.01% よりもっと高く、チラシ系の内訳もさらに健全。

→ 次のアクション: ユーザーID(user_pseudo_id)を軸に、認証メール経由のセッション遷移を明示的にトラッキングする GTM 仕様が必要。

INSIGHT B — NORMAL FORM IS THE DESTINATION

通常フォームこそが「買取意欲確定」の証Normal Form = Confirmed Intent

通常フォーム CVR 61% は、ログイン済み + 買取TOPを経由 + フォームを開く = 3 段階のフィルタを通過した層のみ。 つまり 通常フォーム到達者 = 真の買取意欲ユーザー。 施策の最終ゴールは「LP訪問者→通常フォームまで届ける」こと。

INSIGHT C — CLARITY HEATMAP NEEDED

LP→認証 離脱 89% の正体は Clarity でしか分からないHeatmap Required

BQ では「訪問した」「しなかった」しか分からない。なぜ LP で止まるのか(ボタンが見えていない?心理的ハードル?フォーム恐怖?)は Microsoft Clarity のスクロール/クリックヒートマップで把握する必要がある。
特に、自然検索・直接・不明の大ボリューム層で Clarity セッションを精査。

IX. Priority Matrix
優先度ページ施策インパクト試算工数
最優先 買取LP LP→認証 離脱要因の Clarity 分析 → UI改善 月 +2,900件
(11.13%→15% で)
中(2週)
買取LP オイシックス・ベルメゾンSP の 平均買取金額追加 テスト打ち切り CVR 回復
(現在 -25〜-32% 負け中)
サンクス サンクスCTA全面表示(form_analytics_001 仕様書) 月 +150〜250件
最優先 WEB広告(広告側) 広告側改善(web_ad_inhouse_v001連動)。LP→完了 1.16%は主に広告クリック時の意欲欠如。既存客除外・クリエイティブ整合でターゲティング改善 月 +2,160件
(CVR 1.16%→5.0% で)
並行 WEB広告(LP側) LP側ABテスト。FV下平均買取金額追加(自社で+14.1%実証)等。流入54,000人/月規模のため小liftでも効く。期限表示は景表法で維持必須 月 +88件
(lift +14.1% で)
通常フォーム フォーム→confirm 36% 離脱点の特定と改善 月 +500件
(離脱を 30%→25% で)
買取TOP 自然検索17,454人の流入KWを把握、意図合わない集客の見直し 月 +100〜200件
買取TOP リファラル3,282人の流入元内訳(vaboo/charibon/アフィ)分解 要調査
TOTAL IMPACT

上記施策すべての積み上げで 月 +5,810〜6,210件の買取申込追加余地(WEB広告の広告側改善 +2,160件 を含む)。 現在のベースライン(月 8,399件)比で +69〜74%。 LP→認証改善 +35%、WEB広告の広告側改善で追加 +26% のインパクト。

X. This Week
  1. Clarity で LP→認証 離脱 セッションを20件サンプリング観察(工数: 半日)
    → UI改善仮説を3つ出す
  2. オイシックス・ベルメゾンSP テスト打ち切り(工数: 即)
    → Ptengine で variant をデフォルトに戻す
  3. 自社チラシ・ZOZO テスト継続監視(工数: 監視のみ)
    → Vol.04 レポートで有意到達確認
  4. サンクスページ改修の GTM 実装着手(工数: form_analytics_001 と連動)
    → click_thanks_card を優先実装
  5. WEB広告 広告側改善の着手(代理店調整)(工数: マーケ調整)
    → 既存客除外・サンクスページ30日除外・クリエイティブ刷新。月+2,160件(+108万円)の改善余地